ロードバイクを乗り始めて、仲間もできてロングライドにでかけました。みんなは楽そうに走っていますが、自分は結構バテバテなんてことはありませんか。

ロードバイクは長距離を走るので、疲れない乗り方をしないと、簡単に体力を消耗します。ロードバイクの世界では、100km以上から長距離の扱いになります。

20kmまでは短距離で70kmくらいまでが中距離になります。上達すれば中には1日で最大400kmほどを走れるようになります。


休憩は大事

下記に100km、200km走っても疲れないような乗り方を紹介します。

まず初心者にありがちなことが「疲れたら、休憩する」乗り方です。これでは非常にまずくて、疲れてから休むのは手遅れで、疲れる前に休むことが大切です。

鬱になってから仕事を休んだり、肺がんと宣告されてからタバコをやめたりなどと同じことです。疲れてから休んで回復するには、莫大な時間がかかります。

連日走るような場合、翌日に疲労を残すと予定が狂ってしまいます。

初心者なら1時間に1回くらい休憩し、最低でも2時間に1回は休憩するようにしましょう。疲れてくると判断力も鈍り、事故につながるので疲れない乗り方をしましょう。


水分補給のしかた

次に水分補給です。普段の生活で人間は1日2リットルの水を必要とするので、スポーツの際は、その倍以上摂取しないと間に合いません。

ロードバイクは楽そうに見えますが、意外に過酷な乗り物なんですよ。炎天下の中、走ったり、上達すると平地でも心拍80%で走ったりなどするので、想像以上の汗が出ます。

喉が渇いたなどの症状が出てから飲むのでは遅くて、乾いてなくてもこまめに少しずつ飲むのがベストです。

これは普段の生活でも言えることで、摂取してから吸収するまでの時間があるので、自分が思ったよりはやく飲まないとダメです。

あまりにも重症だと脱水症状をひきおこし、落車して事故になります。疲れないためにも、こまめに水分を取りましょう。


補給食の摂り方

次に大事なことは「2時間おきの食事」です。なぜなら人間はグリコーゲンという糖分を2時間分しか貯蔵できないからです。

そのグリコーゲンをもとに脂肪を燃やしたりエネルギー源を作ります。2時間以上食事を取らないと、グリコーゲンがなくなり、ハンガーノックという症状がでます。

ハンガーノックが現れると、身体が急に動かなくなります。あらかじめ出かける前にジャージのポケットに補給食を入れておいたり、アンパンなどもいいでしょう。

チョコレートは糖分はありますが、油分が多いので胃もたれするからオススメしません。
塩分と炭水化物を補給しましょう。