ロードバイクを速く走らせるためには強靭な筋力や体幹が必要になっていき、またロードバイクを長時間走らせるためには優れた心肺能力が求められます。

これらの能力を上達させるためにおすすめなのが、ランニングを取り入れたクロストレーニングを行っていくことですので、今回はランニングをロードバイクに取り入れるメリットについて紹介していきます。


1.ランニングはおすすめ

ランニングは有酸素運動の代表的なもので、準備する道具などは特にありませんので身近なものから始められるのでとても簡単に始められます。

また、ロードバイクに必要な心肺機能を強化することが出来ますので非常に有効ですし、足腰の強化や体幹を使う機会も多いので軸の強化にも適しています。


1.ランニングの効果

具体的にはランニングは有酸素運動のために血液を運搬するための赤血球の数を増加させる効果が望めます。

そのために、酸素をより多く取り込むことが出来ると速いスピードで走った場合や苦しい坂道などでも息が切れにくくなったり、一度息が切れてしまっても早い段階で回復が可能になったりと非常にメリットがあります。

また、このように心肺機能が向上していくと、よりハードなロードバイクのトレーニングも可能となりますので、技術的にもさらに上達していくことが可能となります。

ランニングは足腰の強化をはじめとして全身の筋力強化にもつながりますので筋持久力を向上させて、疲れにくい筋力作りにも非常に効果的となります。

更に脂肪燃焼にも効果的ですので減量にも効果があることはとても広く知られています。


2.効果的なトレーニング方法

次にトレーニング方法についてですが有酸素運動は基本的に20分以上行うことで脂肪燃焼率が高まることが知られています。

無理なく長く走れるようなペース配分がランニングを行う上では大切になってきます。

また、このようなトレーニングはlsdトレーニングと呼ばれて血液内で酸素運搬能力の向上も出来るので結果として基礎体力の向上が望めます。


1.さらなる可能性を秘めたインターバルトレーニング

ランニングに慣れてきて、ゆっくりと長く走ることが可能になってきた場合にインターバルトレーニングを取り入れることで更なる体力の強化が期待できます。

このトレーニングはペースを上げて走る時間を短時間設けて、苦しい時間帯を作った後にペースを落として休憩を挟んだ後に再びペースをあげるといった練習を複数セット繰り返します。

そのようにして、酸素の最大摂取量を増やす練習となります。

このような練習に取り組むことで心肺機能は向上するので、ロードバイクに乗った際に確かな上達を感じることが期待できます。