ロードバイクは体幹をはじめとして下半身の力に加えて様々な筋力をバランスよく使用したペダリングを行うことがペダリング効率を高めていくには重要になります。

そのためにバランスボールを使用した体幹トレーニングはプロのロードバイク選手も頻繁に取り入れていますので、今回はバランスボールを使用したトレーニングを紹介していきます。


1.バランスボールの特徴

バランスボールはその特徴から体幹を鍛える際にトレーニング効率を非常に高めてくれる優れた道具です。

そのために、通常の体幹トレーニングにバランスボールを利用することで体幹への負荷を増すことが出来るので、社会人など練習時間の確保が困難で練習効率を高めたい方や中級者以上の方にもオススメすることができます。


1.バランスボールの正しい選び方

バランスボールには直径別に様々な種類があるのでロードバイクのサイズ選びと同様に自身にあった適切なサイズ選びが重要になります。

例えば、45センチのものは身長150センチ以下の方が適切なサイズとなっていて、55センチの場合は身長150センチから165センチの方が最適です。

さらに大きなサイズになりますと65センチの場合は身長が165センチから185センチの人が対象となり、75センチの場合は身長185センチ以上の方で大柄な方に向いています。

このように適切なサイズを選ぶことで練習効率を高めることや間違った姿勢での故障を未然に防ぐことが出来ます。


2.バランスをよくするために

次にバランスボールを使用した実際のトレーニングについてですが、ロードバイクは2輪で進むことになるとても不安定な乗り物です。

そのため、バランス感覚を磨くことはペダリング効率の上達にもつながりますので意識的に取り組んでいきたい内容になります。

バランス感覚を鍛える上でよく利用されるのが室内でのトレーニングにもよく使用される3本ローラーです。

これはローラーの上でバランスをしっかりと取らないとすぐに落車してしまうために、慣れるまでは難しく感じますがへその奥に意識を向ける感覚で重心をしっかりと安定させることが上手に3本ローラーに取り組む際のポイントになります。


1.バランスボールを利用したトレーニング

次にバランスボールを利用したトレーニングとしてオススメなのがプランクにより体幹を意識的に鍛えながらバランス能力を上達させるトレーニングです。

プランクの場合は通常ですと床にうつ伏せになってから両肘をついた上で腰を浮かせて一定時間その姿勢を維持する練習となります。

バランスボールを利用した場合ですと、バランスボールを抱えたままプランクを行うのでバランスを整えるために体幹にさらに負荷をかけることが出来ますし、バランス感覚を上達させることも可能となります。

このように、ロードバイクではバランス感覚の上達と体幹の強化はロードバイクの実力を向上させるために非常に重要になりますので、バランスボールを取り入れたトレーニングにより練習効率を高めていくことがオススメです。