ロードバイクをトレーニングによって効率的に強化していこうとすると、週末のみの練習では超回復の効果が上手に使えずに上達が難しくなってしまいます。
そこで、平日にも練習機会を作る事で効率的に成長していく事が出来ますが、やはり練習時間の確保は大多数の方々にとって共通の悩みではないでしょうか?
そこで今回は早朝練習のメリットについて紹介していきたいと思います。
1,早朝トレーニングのすすめ
平日は仕事の方も多く、いかにして練習時間を確保できるかが上達の差となり長期的に考えると強い選手と平均的な選手の違いに影響してくるのではないかと思います。
また、ロードバイクで夜間トレーニングを行う方法もありますが残業や仕事関係の付き合いなど予測不可能な出来事の影響を受けることも少なくありません。
1.早朝トレーニングのメリット
早朝練習ですと早起きという課題は残りますが、比較的予測不可能な出来事で予定の変更といった状況は少なくなります。
更に夜間練習ですと視界が日中に比べて低下してしまいますので事故のリスクも高まりますが、早朝練習の場合はその点においても安全性が高いです。
2.早朝トレーニングに向いているトレーニングメニュー
ロードバイクでの早朝トレーニングはおそらく2時間以内の練習が一般的ではないかと思いますので、
主に筋力、インターバル能力などを鍛えるトレーニングが早朝練習に向いています。
これらの高強度のトレーニングは1度の練習で大きな負荷がかかるためにしっかりとした休息も必要なことから、夜間に行うよりも早朝に行うことでより早い回復を促す事が出来ます。
1.忙しい朝向きの短時間高強度トレーニング
今回紹介するトレーニングは全てロードバイクを使用したメニューになります。
まず、筋力を鍛えるトレーニングはケイデンス70を20分維持できる重いギアを踏む練習を行います。
20分経過後に15分ほど休憩を入れて足を回復させてから再び同様に練習をして、実力に応じて数セット行い、筋力の強化をすすめいきます。
次にインターバル練習は20秒全力走を行った後に10秒間の休憩を挟む内容を1セットとして合計8セット行います。
この練習は時間とセット数が重要であり、時間がずれてしまったりセット数が変わってしまうと効果が最大限に反映されないので注意が必要です。
この様に、早朝という時間帯を意識した練習内容を意識的に取り組むことで、1週間単位で考えた場合により密度の濃い練習を計画する事が可能となります。
それが上達速度に反映されていくことで、更なる高みへ進む事が出来ます。