今や通勤や通学、趣味で重宝されるロードバイクですが、「ロードバイクの消費カロリー」、「ロードバイクでどれだけ痩せるのか」といった、ダイエット効果について記事にしました。
ロードバイクには大きなメリットがありますが、ダイエット効果の観点で見たとき、向き不向きがあります。
ロードバイクの消費カロリー
まず、ロードバイクの消費カロリー・落ちる体脂肪、そして目標体重に近づくためにどれだけ走ればいいのかなどを見ていきましょう。
消費カロリーの計算方法はいろいろあるのですが、今回はメッツ(METs)を用いて計算します。
以下のような計算式です。消費カロリー(kcal)=1.05×METs×時間(h)×体重(kg)
METsとは、安静時を1メッツと定め、活動ごとに安静時の何倍のカロリーを消費しているかを定めた値です。
自転車通勤のメリット
体の負担が少ない
自転車は基本座って行うため、自重が膝などにかからず負荷が少ない運動です。そのため、高齢者・膝や足腰が悪い人などでも安心して行えます。
実際に膝の関節がすり減るなどの症状が見られる場合、減量や膝の筋力UPのために運動療法として自転車が推奨されます。
ダイエット目的以外に用いられる
自転車は、通勤、通学などの移動、趣味などによく用いられます。つまり、『ダイエットが主目的でない場合が多い』。
これは他のウォーキングやジョギング、水泳などの運動よりも顕著です。イメージとしては、運動で痩せるためにエネルギーを余計に消費しないといけないのですが、走ったり泳いだりという運動の場合、ただ無駄にエネルギーを発散します。
一方で自転車の場合、そのエネルギーを効率的に利用して移動することで、生活を便利にしたり爽快感を味わうことができるのです。
「ダイエットのための運動は痩せない」
これはよく言われることなのですが、ダイエットを主目的とした運動の場合続かないものです。
運動を継続するためには大きなハードルをいくつか乗り越える必要があり、運動にダイエット以外の目的を見出すことが大事なのです。
例えば私はジョギングを継続するために、TOEICの音声教材を購入して「TOEICの勉強のついでに走る」という意識を持っていました。
自転車の場合、消費するエネルギーを効率的に使用しているので、移動や趣味で活用されやすいのです。