ロードバイクでロングライドに行く時、どういう装備をすればいいでしょうか。いろいろ準備すれば安心ですが、そうなると荷物量が重くなり負担になりますので、必要なモノをコンパクトに持参する事が大事。ここではロングバイクに必要な装備をご紹介します。


1.どんな準備をすればいい?ウェア編

まず何より大事なのがヘルメット。命を守ってくれる大事なグッズです。

持っていないという人も、ロングライドに出かけるのであれば是非用意しましょう。

ヘルメットをかぶると視認性も上がるので、ドライバーに気づいてもらいやすい面もあります。

帰りが夜間になる場合、ライトも必須です。

ウェアはサイクルジャージまで用意する必要はありませんが、結構汗をかきますので、速乾性などのスポーツ向きのウェアの方が不快感が軽減されます(通常の服だと汗をかいても乾きが悪く不快感があります)。

またお尻が痛くなる事がありますので、アウターでもインナーでもいいので、お尻にパッドが入ったサイクル用パンツがあると安心。

通常のボトムスでもいいですが、お尻の痛さ以外に擦れ色落ちなども考えられますので、専用のモノか長時間動いて負担にならないものがいいですね。

必要であれば着替えの準備もしておきましょう。

ロングライドでは手にも負担がかかりますので、専用グローブがあると疲れが軽減されますし、グリップ力が上がるので握るのも楽です。

これらは自転車ショップでもネットでも売られていますので、好みのものを見つけておきましょう。

サングラスなどのアイウェアもあると便利。眩しさから目を守るだけでなく、小さな虫やホコリ等の侵入も防げます。


2.どんな準備をすればいい?グッズ編

普段のおでかけや通勤・通学ではさほど気にする必要はありませんが、メンテナンスキットや携行食は携帯したいグッズのひとつ。

ロードバイクにメンテナンスキットとは、
アーレンキーなどの携帯工具
携帯ポンプ
タイヤチューブとレバー
パンク修理セット
など。ロングライドでは途中パンクやトラブルなどの危険性が出てきますが、山間部など自転車ショップのない場所でトラブル発生する事も考えられます。

ですのでこれらキットは必須。

パンク修理は、チューブをまるごと替えるのが時間も早くスムーズです。

ロングライドは思っている以上に体力が消耗し、エネルギー消費をします。

調子がいいからと何も摂取せずにライドを続けると、エネルギー切れになり動けなくなる事も。

ですので空腹を感じる前に、こまめに携行食を摂るのが大事。

エネルギーバーやゼリーなど、片手で持ちライドしながら摂取できるものがスポーツショップやドラッグストアで売られていますので、それらを上手く活用しましょう。

ライドしながら摂取しなくても、片手程度のモノの方がかさばらず荷物も少なくなるのでオススメです。

また水分も失われていきますのでドリンクも重要。

塩分、電解質が含まれているスポーツドリンクだと、熱中症や脱水症予防になるのでいいですね。

ペットボトルをそのまま持ってもいいですし、ロードバイクのフレームにボトルゲージを取り付け、いつでも飲めるようにしておくと便利です。

なお携行食やドリンクで出るゴミは、きちんと持ち帰りましょう。

そのためのゴミ袋もお忘れなく。


3. どんな準備をすればいい?バッグ編?

用意する装備が決まれば、どんなバッグに入れればいいでしょうか。

普段使っているバッグパックやメッセンジャーバッグでもいいですが、自転車用のバッグパックがありますので、それを使うのがオススメ。

軽量で体に密着した作りだとか、ヘルメット用のネットがついていたり機能的に作られているので、1つあるととても便利。

しかし自分の体に装着すると疲労の原因にもなりますので、シートポストに装着可能なサドルバッグなどロードバイクに取り付けられるバッグの方がいいかも知れません。

体力に不安があれば、そういうものも検討してみましょう。

普段持ち歩いているサイフ、携帯、ハンカチ・ティッシュ、鍵などすべて入れる事ができれば、装備の準備完了。

あとは楽しみつつも、無理なく無事に帰宅できるようなルートを考えてくださいね。