ロードバイクでルーラーみたいに平地で高速巡航を続けるペダリングについて自分なりにトレーニングをして上達したペダリングと雑誌などでみたのを踏まえてなんとなく書いてみます。

まず、前提としてスポーツタイプの自転車(ロードバイク)であることと、ビンディングペダル&シューズであることが望ましいです。


平地を速く走るペダリング

さて、ルーラーとして平地で早くそしてその速度を長く維持する為に一番大事なのは、ペダルを踏まない事です。

踏まないと進まないだろうなんて思う人もいるかもですが踏まないのです。どうするか、回すのです。

回すとは文字通りペダルと足がビンディングで固定されていてクランクを回すイメージです。時計で表現します。


10時~02時 膝を支点に前へ足を蹴り出す

02時~04時 ペダルを踏む

04時~08時 靴底についた泥をなすり付ける感じで後ろに引く

08時~10時 足を引き上げる

踏まないと言ったがほんの少しだけ踏みます。なぜこうなるか、筋肉の使う部位が違うのがポイントです。

前へ蹴り出す時に使う筋肉は脛の筋肉、踏む時は太ももの上の筋肉、後ろに引く時はふくらはぎの筋肉、引き上げる時は太ももの裏側の筋肉と、見事に分散されているのです。

太ももで踏むだけのペダルだと、太ももの筋肉がすぐ悲鳴をあげてしまい、速く長くの高速巡航が難しくなります。

回すペダリングすると力が分散されて、速く長く高速で走れるようになるのです。つまり脚全部の筋肉を使ってペダルを回すという事になります。

では、踏むはダメかと言えば、違います。坂道を登る時などは太ももの前の筋肉つまり、ペダルを踏むのがメインになります。

ここで脚質としてヒルクライムと平地などのスプリンター、ルーラーなど違いが出てくるのですね。

一口に回すといっても片足だけではなく、両足あるので右足が前へ蹴ってる時左足は後ろへ引いてます。これをバランスよくガクガクしないようにスムーズにやります。

これがペダリングでの要トレーニングとなり、上達するには片足でスムーズにペダリングしたりとかトレーニングも必要な所ですかね。

私は、ロードバイクで高速で巡航を長くするときは、踏んだら負け踏んだら負けと心につぶやきながら、走ってます。