ママチャリ感覚で出て行くと、パンク修理セットを持っていない初心者がけっこういたりします。

ロードバイクでは簡単に20km、30kmと遠くへ行けるので、もしそこでパンクしたらどうしますか?

ロードバイクで走りに行く場合、パンク修理をする術を必ず携帯していきましょう。


パンク修理

ロードバイクのバンク修理は基本的にチューブ交換です。近くだったりチームで走りに行く場合は1本もちます。

ソロやちょっと遠くへ行く場合は2本持って行くとよいでしょう。

初心者の場合は、パンク修理のミスでチューブを無駄にする可能性があるので、慣れるまでは2本以上持ったほうがいいでしょう。

パンク修理は出先でやると、けっこう大変です。またパンクしてほしくない時にパンクをするものです。

そこで、現場ではチューブのパンクした穴を探すような事はせず、さっさと新品に交換をします。新品であれば心配はないわけです。

チューブの方はそれで問題ありませんが、パンクをした場合、必ずタイヤのチェックをしてパンクの原因となる箇所をチェックします。鉄片など刺さっている場合、そのままでパンク修理完了すると、再パンクします。

チューブを購入する場合、仏式バルブ(フレンチバルブ)、サイズ、バルブ長はチェックをしましょう。初心者の場合、意外に盲点ですが、ハイトの高いホイールなど、バルブ長が短いとエアを入れることができません。

パンク修理の練習でタイヤを外した場合、最初にバルブ長をチェックしておきましょう。パンク修理をする場合、タイヤレバーが必要になります。

慣れている方、また時間のたったタイヤの場合、手でリムに入りますが、初心者の場合ちょっときついのでタイヤレバーがあったほうがいいでしょう。

パンクを何回もやり、いよいよチューブがなくなった場合、パッチを貼ることになります。これは時間がかかるので、本当に最期のお守りになります。

ちなみにパッチを貼り付けたチューブは自宅に帰ったら、取り外し廃棄をします。基本的にパンク修理をしたタイヤは(予備チューブ無くなるなど緊急時以外)使いません。

普段の練習で予備タイヤは持ちませんが、レースやイベントの時は必ず予備タイヤを持ちます。短かろうとロングライドだろうとパンクをするときはします。

おろしたてのタイヤで100km走ったらサイドカットでパンクということもあります。多少大きく重量もありますが、その安心感は違います。

荷物に制限がある場合、予備タイヤを入れるスペースがない場合はタイヤブートをもちます。最後に空気入れになります。

これがなかったら、せっかくチューブ交換しても走れません。大きい方が入れやすいですが、コンパクトなもので構いません。

パンク修理セットは最低でも「チューブ1本」「タイヤレバー」「パッチセット」「空気入れ」を持ちましょう。

この3点持っても大して大きくなく小さなサドルバッグ、もしくはジャージのポケットにも入ります。