ロードバイクのトレーニングをしていくうちに膝痛に悩まされる人はとても多く原因も非常に様々ですので変化に気づいた場合は早めの対応が悪化を防ぐためには必要になります。

また、練習による膝の怪我は悪化させてしまうと長期化してしまう事がありますので、事前に予防していくことはトレーニングによってロードバイクを上達させたいと考えた場合に重要となります。


1.膝痛はなぜ起こるのか

膝痛の原因は様々ですが、その多くの場合は大腿四頭筋の筋力が弱く負荷に対応することが出来ない場合や筋肉の柔軟性が不十分なことで痛みを伴ってしまう場合が多いです。

ロードバイクの場合ですとサドルに座ってペダルを回しますので慢性的な膝痛がない人の場合はペダリングにより膝に大きな負荷がかかってしまっている場合があります。


1.ピンディングペダルは自分にあったタイプの使用がおすすめ

ピンディングペダルをペダルを使用した場合ですとペダリング時に左右に遊びがないと負荷を逃がす事ができなくなり、膝に痛みを伴う場合があります。

また、日本人は欧米の人々と比べると手足が短い傾向がありますので、左右に遊びのないピンディングペダルを使用すると逃げ場がなくなり上記の状態に陥ってしまう場合があります。


2.膝痛を予防するために

ロードバイクトレーニング時の膝痛を予防する上で気をつけていきたいのが自身の筋力を考慮した上で高負荷のトレーニングに取り組むといった点への注意です。

筋力のアップを目標とした低ケイデンスで踏み込むようなペダリングを使用するトレーニングや、斜度のきつい登坂練習を行う際は膝にも大きな負荷がかかってきます。

その時の膝の痛みや状況を考えながら決して無理をしないという事が大切になります。


1.膝痛予防にはスクワットがおすすめ

膝痛を予防する上では練習の一環として基礎筋力の向上は膝痛予防にはとても有効になります。

適切なペダリングによりバランスよく様々な筋肉を使用していくことはロードバイク技術の上達にも効果的です。

特に膝痛を予防する上で太ももの前側にある大腿四頭筋を鍛えることで現在よりも高い運動強度に耐えられるようになりますので、膝痛予防を目指す上でも非常に重要になります。

マシントレーニングで大腿四頭筋を鍛える方法もありますが適度な負荷を超えてトレーニングを行うことで故障の原因となってしまう場合もあります。

そこでおすすめしたいのが自身の体重を利用して行うスクワットになりますが、注意したいのが上体が丸まらないようにして、背中をしっかりと伸ばすようにすることです。

万が一、間違ったやり方で取り組んでしまうと大腿四頭筋に適切な刺激を与えることが出来ないだけでなく、腰に大きな負荷をかけてしまい腰痛の原因になることがあるので注意が必要です。