ロードバイクは使う道具ですから、当然ながらタイヤやチェーンなど消耗するパーツがいくつもあります。ついついもったいなからと交換しないで使い続けてしまうパーツもありますが、交換時期を見誤るとトラブルの元になってしまいます。

それぞれのパーツの交換のタイミングをしっかりと把握しておきたいところですね。ということで、ロードバイクのタイヤの交換時期の目安をまとめてみました。


タイヤの交換時期

ロードバイクやクロスバイクの一番の消耗品はもちろんタイヤです。当たり前ですが、走れば走るほど減ります。

すり減ったタイヤではパンクやスリップのリスクになりますので適宜交換しておくと良いですよね。

どんなタイヤを使っているかで変わってきますが、とくにトラブルなく使った場合の目安は3000〜5000kmくらいです。それよりも早いタイミングでもトラブルがあれば交換は必要です。

とくに気をつけたいのはサイドカットや異物で傷付いている場合です。洗車のタイミングなどでタイヤをチェックして、傷が深ければ無理して使わずに交換した方がよいでしょう。

もったいないからと言って使い続けて、肝心なところでバーストでもしたら危ないですからね。

長持ちさせるためには、走り終わったとき異物をしっかり取り除いておくことや、タイヤもしっかり洗うことが肝心です。それから最初から耐久性の高いタイヤを選ぶというのも良いですね。




またゴムなので擦り減る以外にも硬化してしまうこともあります。柔軟性を著しく欠いてがちがちになっているなら交換した方がよいでしょう。


タイヤの交換方法

ロードバイクで一般的なクリンチャータイヤの交換方法を説明します。用意するものは基本的に2つです。

タイヤレバーとフロアポンプです。


1.タイヤを外す

まずは車体とタイヤを分離させましょう。まずはブレーキアーチを緩めます。

そしてタイヤについているクイックリリースレバーを下げ、7回ほど回転させると緩まります。その後、車体を引っ張ってあげるとタイヤが簡単に外れます。


2.空気を抜く

まずはタイヤとチューブを外しやすくするために空気を抜きましょう。

フレンチバルブの場合はバルブを緩めて、緩んだバルブを押し込むと一気に空気が抜けます。またリムナットがついている場合は、この時点で外してしまって大丈夫です。


3.タイヤレバーを差し込む(1本目)

クリンチャータイヤ内のチューブを外すための準備を行います。まずはバルブの一つ横のスポークあたりにタイヤレバーを差し込んでスポークに固定しましょう。


4.タイヤレバーを差し込む(2本目)

タイヤスポークを1本はさんだ位置あたりに2本目のタイヤレバーをセットします。


5.タイヤレバーを差し込む(3本目)

最後に1本目と2本目の間に3本目のタイヤレバーをセットします。


6.タイヤレバーを滑らせて片側を外す

2本目のタイヤレバーを外側に力を入れてリムとビートの間を滑らせるようにしてスライドさせます。リムとタイヤの片側を外すことが可能です。

もしスライドさせにくい場合は、タイヤレバーを少し外側に引っ張る力を強めてあげるとスムーズにスライドできます。

うまくスライドできなくても最終的にタイヤの片側は外れればOKです。タイヤビートの片側はリムについたままの状態で大丈夫です。


7.チューブを引っ張り取り出す

タイヤの中からチューブをゆっくり引っ張りだしましょう。バルブ部分は最後に取り出すので、バルブの横からスタートして一周回るような形でタイヤとチューブを外していきます。


8.もう片側をリムから外す

チューブを引き出し終えたら、片側のタイヤビートをリムから外します。一か所外せば残りは簡単に外れるはずです。 これでタイヤの外し方は完了です。


タイヤのつけ方


1.チューブをなじませる

買ったままの状態のチューブは折り曲がった状態になっています。チューブを交換する場合は、チューブを軽く引き伸ばしてなじませてあげましょう。


2.タイヤの片側をリムにハメる

タイヤを外す時と逆の動作です。まずはタイヤの片側だけをリムにハメていきます。

この時、ホイールのバルブの穴がある位置とタイヤのロゴの位置を合わせると、後からバルブをハメる時や、タイヤの位置を確認する時に分かり安いです。

また、コンチネンタル製のタイヤなど、タイヤに進行方向がある場合は要注意です。タイヤのむきを間違わないようにしましょう。


3.チューブに軽く空気を入れる

ここもポイントです。

チューブをセットする前に、かるーく空気を入れておきましょう。 こうする事により、後でチューブをはめ込んでいく再にリムとタイヤの間にチューブが挟まりにくくなります。

チューブに空気が全く入っていないフニャフニャなチューブだと、タイヤにハメにくく、リムとタイヤに挟まれてチューブが傷つきやすいので要注意です。


4.バルブ部分を装着する

チューブを装着する際は、外す場合と逆で、バルブからはめ込んでいきます。ホイールの穴にバルブを差し込んで固定しましょう。


5.タイヤの中にチューブをはめ込んでいく

バルブをハメて固定したら、バルブ位置からタイヤの中にチューブを押し込んでハメていきます。左右交互にバランスよくチューブをはめ込んでいくとよいでしょう。

少々コツが要りますが、リムの上にチューブがうまく乗っかるように確認しながら作業を進めていきます。


6.チューブが挟まっていないか確認

チューブをハメ終えたら、タイヤとリムの間にチューブが挟まっていないかこの段階で一度確認しましょう。


7.タイヤをはめ込んでいく

さて、ここから少し難しいところです。タイヤビートの片側をリムにはめ込んでいきます。

このハメ方は人によってやり易い方法が異なるのですが、私の個人的なやり方としては片方の手の親指と、もう片方の手の平を利用して親指で抑えながら手の平でタイヤを押し上げていくとうまくハマります。


8.最後がなかなかハマらない

これは誰もがぶつかる壁でしょう。柔らかいタイヤだと7の方法で最後までハマってくれるのですが、ミシュラン等、比較的固いタイヤは最後まで手でハメることが難しいです。

その場合は、タイヤのチューブの空気をちょっとだけ抜いて柔らかくし、親指で押し上げるようにはめ込んでいきます。ここは結構力技です。踏ん張り所です。


9.チューブが挟まっていないか再度確認

タイヤが全てリムに納まったら、タイヤとリムの間にチューブが挟まっていないか再確認します。

ここでチューブが挟まっていると、走った時にリム打ちパンクが発生するので要優位です。挟まっていたら丁寧にリムとタイヤの中に閉まってあげましょう。


10.リムナットを締める

リムナットが使われているバルブはこの時点でリムナットを締めてしまいます。


11.空気を入れる

チューブにもう一度空気を入れてあげます。

十分な空気が入ると、チューブが膨らむため、9で締めたリムナットの位置がまた下がってくるので、もう一度締めてあげます。これでタイヤの装着は完了です。