シティサイクルでは自分の好きなサドルの高さで乗っていると思いますが、ロードバイクのサドルの高さ設定はどうしていますか?

ロードバイクには適切な高さを出していく必要がありますので、設定方法についてご説明します。


1.目安になるサドルの高さ

サドルの高さが合っていないロードバイクは乗りにくいばかりか、体に余計な負担がかかり疲労や故障の原因になります。

せっかくのスポーツバイクですから、きちんとしたポジションで気持ちよく乗りたいものです。

ではどう設定するのでしょうか。




まずはサドルが地面に対して平行か確認します。

平行が確認できたら、ペダルにかかとを乗せた状態で、足が伸び切る高さでシートポストの高さを調整します。

この時、サドルの中心線とフレームの中心線が一直線になるようにしましょう。

次にサドルの前後位置の調整です。

サドルに跨り、ペダルの中心に足指の付け根(拇指球)がくるように足を置き、ペダルを水平(3時)の位置に回します。

この状態でペダルの中心と膝のお皿が一直線上に来る位置がベストですので、その位置になるように設定し違和感がなければOK、しっくりこないようなら微調整をしてみましょう。

サドルを前にすると高さがやや低めに、後ろにするとやや高めになりますので、前後に動かした場合は再度高さ調整を行ってください。

少しの差が乗り心地に大きく左右しますので、調整を行う際は5mmずつぐらいで細かく上げ下げするのがポイントです。


2.設定で気をつけたい事

この方法で高さを設定すると、停車時に脚が地面につま先しかつかないぐらいサドルが高くなっていると思います。

この状態で、シティサイクルのようにサドルに座ったまま停車するのは不安定で危険ですので、停車の際はサドルから降りてトップチューブの低い部分をまたぐように脚をつきましょう。

よくメッセンジャーやロードバイクで走り慣れている人は、停車中はそういう止まり方をしていますので、見かける事があれば参考にしてみてください。

またシティサイクルだと、ここまでサドルを高くしないでしょうから、慣れないうちは走る事そのものが怖く感じると思います。

そんな時は無理をせず、脚が軽くつくぐらいの低め設定にしておき、慣れてきて高さが欲しくなってきたら、上記の適切な高さにしてみましょう。

それからシートポストを抜いてみるとわかりますが、下の方に線が刻まれているのが見えると思います。

限界線と言われるもので、この線を超えて高く上げないようにしましょう。

高く上げすぎると、支えの分が短くなる事により強度が弱まり、シートポストが折れたりフレームが破損する原因になりますし、お尻やふくらはぎに負担がかかりよくありませんので注意が必要です。

適切な高さで走ってみると、気持よくスムーズにスピードに乗れる事に気づくと思いますし、長時間走ると疲労度合いも変わります。

たった数mmだけでもかなりの違いが出ますので、時間をかけてベストな高さ、ポジションを探してみてくださいね。