ロードバイクは自転車の一種ですが、高速で長距離を移動することができ、さらに軽量なので、シティサイクルやクロスバイクよりも初心者でも楽しみ方が大きく広がります。

ロードバイクを手に入れて、これからどんなことをしようと思ったとき、これまでの自転車とは違った世界を広げることができる楽しみ方を8つの観点からお伝えします。


1.高速域での疾走感を味わう

人間が自力で走る乗り物のなかで最もスピードが出るのがロードバイクです。初心者でもがんばれば35〜40km/hくらいを一瞬でも出すことができるので、その中でスピード感と風を感じるだけでもめちゃめちゃ楽しいと思えます。

高速域を走るのは最初の頃だとすぐ疲れてしまいますが、だんだん上達してくるとその疾走感をより長い時間味わいたいと思うようになって、ロードバイクにハマっていきます。


2.新しい仲間と出会う

ロードバイクを通じて積極的に外に出ると新しいコミュニティができます。ショップのチームだったり、今まで接する機会が少なかった会社の同僚だったり、人と出会うきっかけができるのもロードバイクの魅力です。

何より、ひとりで走るよりも仲間と一緒に走るほうが断然楽しいですよ。ポタリング中心なのか、レース志向なのか、自分の楽しみたいレベル感の合う人たちを見つけて一緒に楽しめるといいですね。


3.サイクルファッションを楽しむ

ロードバイクの正装であるサイクリングジャージとレーサーパンツ(レーパン)は一般的には理解し難い世界です。たぶん初心者はレーパンなんか履きたくないし、ジャージもわざわざ買わなくていいと思います。

それがいつの間にか正装している姿がかっこいいと思うようになるんです。 それからジャージやジャケットのデザインを自分好みに揃えていく。いつもと違う服装をする自分に心が沸き立つことでしょう。


4.ダイエットする

漫然とロードバイクに乗るだけでは簡単に痩せませんが、目的意識さえあればダイエットする強い動機付けになります。

「ファッションを楽しむためにはお腹が出ていてはカッコ悪い」「高いバイクを買ったのだから元をとらなければならない」「ヒルクライムに出るから少しでも体重を落としたい」

何でもいいのですが、こういった目的を持つとダイエットだって続くようになります。 もちろん、痩せることだけではなく体を鍛えるという目的にも最適です。


5.美味しいものを食べるために乗る

サイクリングの目的地が、「2時間で行けるパンケーキがめちゃめちゃおいしいカフェ」というだけで漕ぐのが楽しくなります。また全力を出し切ったあとのコーヒー1杯は格別に美味しいんですよね。

前述のダイエットと相反するようですが、消費したカロリーをちゃんと摂取するのは必要なことです。


6.ロードバイクをカスタマイズする

最初は完成車を買うことになると思いますが、乗っていくうちにロードバイクを自分の走り方に合った仕様にカスタマイズしたくなります。

パーツを変えることで見た目がかっこよくなって走りが軽くなると、次はどこを変えていこうかという思考に変わります。

この考えて迷っている時間が本当に楽しいんですよね。ここがロードバイクは沼と言われる所以です。

上達した速い人も初心者のかたもいろんな楽しみ方があります。