ロードバイクでスタンディングをする意味はあるのか?と思う人は結構いると思います。公道を速く走るための乗り物なのにスタンディングしたって意味ないじゃないかと思う人もいますよね。

しかしできるようにするのに意味はあるんです。例えばスタンディングを練習してできるようになると、こんなメリットがあります。


1.かっこいい

信号待ちで停車中に、ロードバイクでスタンディングしてると、自転車仲間からも賞賛されます。また小学生がいると、「わーすごい!」などとヒーローになれること間違いなしです。

ぜひ、ロードバイクでスタンディングの練習をしてみてください。


2.バランス感覚の向上

ロードバイクはある程度の速度で走っていると安定する乗り物ですが、まったく動いていない状態で安定させるので左右に振れない・車体の重心を把握するのに役立ちます。これにはブレーキングやコーナーでの安定性にもつながりますので、上達しましょう。

それでは、ロードバイクでスタンディングをする練習方法を見ていきましょう。スタンディングをする前に、止まるくらいまで速度を落とします。

そうしないとハンドルを切ったときに立ちゴケします。


1.ハンドルを切る

ハンドルを切らないと、少しづつ前に進んじゃいます。ハンドルを切ることで前輪が固定されます。

ハンドルを切ると言っても、全開まで切るわけじゃないですよ。45度くらいまでです。


2.ペダルを地面と水平にする

ペダルが上下にきてしまうと、力の入れ具合がやりづらくなります。足の位置は前後になりますが、普通に地面に立つような感じでスタンディングします。

そのとき、ハンドルを切った方向にペダルをもっていきます。その方向へ倒れるような感じで体重をかけます。

前に行き過ぎたら、ブレーキをかけてペダルを前に踏む。後ろに行き過ぎたらブレーキをかけて調節します。

これら一連の動作はシッティングでも上達すればできるようになりますが、最初は立ちっぱなしの方がやりやすいでしょう。立ちっぱなしだと、トップチューブを膝で挟めるので安定しやすくなります。

Youtubeなどの動画でBMXやMTBなどで検索して、頭の中でスタンディングができたイメージをもつとやりやすくなります。

スタンディングができるようになると、みための格好良さだけではなくバランス感覚も養われて、とっさの反応やレース中に相手の肩があたったなどのときに、落車しないで済むようになります。

あとは、左足のクリートのヘリがすくなることですね。