ロードバイクを利用するとその他のシティサイクルなどとは異なった点が多々ありますが、その中でもピンディングペダルは特に特徴的な部分になります。
このピンディングペダルの特徴はペダルと足がくっつくことにより、通常のフラットペダルでは主にペダルを踏む動作で自転車を前進させていきます。
しかし、ピンディングペダルを利用すると踏むだけではなくて足を引き上げる際の動力も推進力に変えていくことが可能となります。
そこで今回は引き足のトレーニングについて紹介していきます。
1.ビンディングペダルとペダリング
ピンディングペダルを利用すると最大の恩恵は、引き足を利用できるためにフラットペダルではペダリングを円運動に置き換えた場合、半円内でしかペダルに力を入力出来ない状態でした。
しかし、引き足を利用すると半円のみではなくて円全体を利用することが可能となりますので、トレーニングによりペダリングスキルが上達していくと非常にバランスに長けたペダリングが可能となります。
1.ペダリングの基本
次にペダリングの基本についてですが、1番効率的と考えられているのはペダルを踏むイメージではなくて回すイメージということを理解して練習していくことが上達のキーポイントとなります。
これは大腿四頭筋に代表されるように大きな力を発揮することに優れた筋肉と、ハムストリングに代表される持久力に長けた筋肉をバランスよく利用することにより、大きな力を長時間持続させるような効率の良いペダリングへの上達が可能となります。
次に力を入れるタイミングですがペダルに力がしっかりと伝わる位置は時計で表現した場合、1時から3時の位置となりますので、この要素を意識したトレーニングが上達の秘訣となります。
その為に力を入れて踏み込む場合はこの位置を意識して練習していくと非常に効率の良いペダリングに繋がっていきます。
2.引き足の効果を最大限にする
引き足の効果を最大限に発揮する為には体幹の強化も重要になってきます。
これは、引き足を効率よく利用するということはペダリング効率を高めることに直結するためで、下半身で生み出した力を体幹がより強く安定しているとパワーロスを低く抑えることが出来ます。
1.ペダリング効率を高めよう
一般の方の場合は多くの場合でペダリング効率は40パーセント程度と言われていて、プロの選手になると80パーセントほどになります。
このことから、プロの選手はより少ない力で大きな推進力に変えることができるので、長距離を速いスピードで走っても体力の消耗を抑えられることになります。
このように引き足を有効に使うことでペダリング効率の向上を行うことができるので、ペダリングの上達は自身の能力を高めようと考えた場合とても重要になります。
そのため、特に力を入れて上達を目指していきたい要素になっていきます。