普段気をつけて走っていても、何らかの原因で転倒する事がありますね。
しかしロードバイクはスピードが出ますし車道を走る事が多いので、ちょっとした転倒も大事故につながります。
転倒しないために気をつけたい事を挙げてみました。
1. 普段の道路で気をつけたい箇所
スピードが出るロードバイクで転倒したら大変な事になりますから、普段から気を引き締めて乗るようにしたいものですが、事故とは思わぬところで起きるもので、普段の何気なく走る道でも転倒の危険がたくさんあります。
普段の道では白線やマンホールや点字ブロック、排水口の網状の蓋や線路はすべりやすいですので、それらを通過する時は減速するなどして気をつけましょう。
特に路面が濡れている時はスリップしやすいので要注意です。あと車道の端にはゴミや砂、小石が吹き溜まっている事があります。
自転車は端を走らないといけませんので、こういったもので転倒やスリップしないように路面状況を確認しながら走りましょう。
また路肩と車道にわずかに段差がある事があります。見た目ではわずかですが、ロードバイクのような細いタイヤではわずかの段差でもハンドルを取られる事がありますので、注意が必要です。
歩道から車道へ移動する場合など段差を超える時は、なるべく直角で移動するようにしましょう。平行や平行に近い状態だと上手く超えられず、転倒の原因になる事があります。
タイヤ幅程度のちょっとした溝も危険です。うっかりタイヤがハマってしまう事がありますので、そういう場所は走行しないようにしましょう。
2. ロングライドやヒルクライムで気をつけたい箇所
ロングライドやヒルクライムではビンディングシューズを履くことが多いと思いますが、停車する時にペダルから上手くシューズが外れず転倒という事があります。
慣れていても、疲れていたりとっさに停まる時などベテランでも転倒しがちですので気をつけましょう。
山道ではカーブが多いですが、特に下りでカーブを曲がる際に上体を斜めにしすぎてバランスを崩し転倒するパターンがよくあります。
また街中の車道に比べ郊外や山間部は凹凸が激しい箇所もあり、その凹凸にハンドルを取られ転倒したり、対向車や対向に自転車が来て気を取られて転倒、なんて事も。
山道や初めて走る道でも注意する事は普段と変わりませんが、ロングライドやヒルクライムでは普段以上に負荷がかかり疲れから注意力が散漫になりますので、普段以上に気を引き締めるようにしましょう。
3. 転倒しないために
急ブレーキからバランスを崩し転倒が多いので、普段から急ブレーキをかけないようにします。走行中は常に自分の先を見るようにし、マイルドにブレーキをかける癖をつけておきましょう。
またカーブで車体が傾き時は傾きすぎないように、路面状況が悪そうな時は特に大きな曲線で曲がらないようにするなど、状況で判断するようにしてください。
また転倒してもケガが最小限で済むよう、ヘルメットやグローブは普段から使うようにしておきましょう。
これらのお陰でケガが軽く済んだという話はよく聞きます。ロードバイクライフを楽しむためにも、自分自身の身は自分で守るよう心がけましょう。